予防接種は、個人が感染症にかからないようにし、社会全体で感染症が流行することを予防するためにワクチンを接種するものです。定期予防接種のワクチンは、国により疾病の予防効果と一定の安全性が確認されていますが、接種により副反応として一時的な発熱や接種部位の発赤などが現れることがあります。ワクチンの効果と副反応を理解し、より効果のあがる標準年齢に接種することをお勧めします。
 万一、定期予防接種を受けて重篤な副反応が発生し、厚生労働大臣が予防接種法に基づく健康被害と認定した場合には、予防接種法の規定により健康被害救済の給付が行われます。
●予防接種の種類
【定期予防接種】
・予防接種法に定められた対象年齢、接種回数、接種間隔に基づいて実施されます。
・接種費用は対象年齢内であれば無料です。
【任意予防接種】
・定期接種とは異なり、希望して受ける法定外の予防接種です。
●予防接種の受け方
予防接種は全て個別に予防接種実施医療機関で実施します。あらかじめ予約をして、母子健康手帳、保険証をお持ちになり接種を受けてください。予防接種予診票は出生時にお渡ししたこどもの健康BOOKにございます。
実施医療機関は、指定医療機関検索でご確認ください。